「酸化」をくいとめる – 植物マグマの還元力

こんにちは。チャーミングスタッフの八木です。
中山先生のマグマレターのご紹介です。

チャーミング商品に欠かせない「植物マグマ」の、うみの親である中山栄基先生からの、
「植物マグマ」に関する最新情報が書かれた「マグマレター」。
先生のお許しを得て、チャーミングのブログでもご紹介させていただきます。

今回は、「還元力」についてのお話です。
チャーミングのコスメでもおなじみ「植物マグマ」は、高い還元力が認められていますが、
じゃあその「還元力」ってなんなの?
という話です。

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―酸化と還元とは何ぞやー

・水道水に釘をいれたもの
・水道水と釘と 1 滴のケイ素(0.06ml)を入れたもの
3 ヶ月後、ケイ素を入れていない方の水は茶色で釘がサビつき、
ケイ素を入れた方は全くサビがついていない。

酸化と還元でいうならば、ケイ素をいれた釘にはサビがついていないので、ケイ素には高い還元力がありますね。
しかし、釘は生体ではなく金属ですから、生命(や、わたしたちのお肌)とは全く違うものです。
特に、金属のサビを取る方法は還元力が最適です。
鉄の精錬には極めて高い還元力の一酸化炭素(CO)が使われ、サビをもった鉄鉱石をきれいな鉄に変えていきます。
また、日本では認められていませんが、一部の外国では一酸化炭素を使って、マグロやカツオの褐変防止をしているとも言われております。

青酸化合物も極めて高い還元力をもっています。
私も過去に青酸カリ(KCN)を極めて少量ウサギに経口投与して、慢性毒性を研究したことがありますが、代謝物としてチオシアン(SCN)をつくり、全く有毒作用を生じませんでした。
何を言いたいかといえば、生体内の酸素を極端に奪わない還元力は有害作用を示さないということです。むしろ、青酸カリを与えない個体よりも元気でした。
ケイ素の酸化と還元をテストするならば、釘だけではなく、動物や植物などを用いて行なっていると思われますので、それを発表していただけたら、生体への還元がもっと理解できるのではないかと思います。

酸化が悪で、還元が善?

私もこれまでに釘のサビをみる実験から、酸化還元電位計(ORP メーター)、(株)ウイスマーのフリーラジカル解析装置の d-ROMs Test、BAP Test、UCLA 菅原正博博士考案の還元力測定器などの方法で、様々な物質を対象にして測定させていただきました。

その結果、私は酸化が悪で、還元が善というイメージがありますが、実際はそうではなく、生体内には様々な部位で、酸化と還元反応がおこなわれて、生体活動がなされています。強い酸化は体を壊しますが、逆に強い還元力に支配されると、酵素が奪われ、生体は死に至ることもあります。

健康とは酸化と還元がうまい塩梅にバランスがとれていることではないでしょうか。

植物マグマ(LIE)セラミックを入れたステンレス管と無処理の状態での 3.5 ヶ月後の球根と水の状態



写真2:植物マグマ(LIE)セラミックを入れた水槽と無処置の水槽の球根と水の状態。
植物マグマ(LIE)セラミックは水の汚染がなく、根の張りも無処置に比べて多い。


ベトナム・カマウでのエビの養殖状態
植物マグマで育てたエビの池は無処置のエビの池に比べて、水がきれいです。また、生存率も生育スピードも植物マグマのエビは無処置に比べて大きな差を示した。